Q.アムウェイのルーツを教えてください。


ルーツはアメリカ、ミシガン州にあります。創業者のリッチ・デヴォスとジェイ・ヴァンアンデルは高校時代から友人で、二人で一緒に事業を開始することにしました。

「まず、やってみること」

最初に挑戦したのは当時ブームの航空機ビジネス。二人には操縦経験もなく、利用予定の飛行場も使用許可が下りず、と壁は大きかったにもかかわらず、購入した飛行機を改造し水上飛行機としてグランド川から離着陸する、など果敢に挑戦しました。その結果わずか2年で、飛行機の操縦教室、レストラン経営など多角化にも成功したのです。「まず、やってみること」。シンプルな言葉ですが、行動するには勇気も必要です。誰もが迷う場面でも「まず、やってみること」で教訓を得て、それを糧に成長する姿勢が彼らの原点、アムウェイのルーツです。

南米旅行が教えた自由の大切さ

事業が軌道に乗ったあと、二人は一年間仕事を休みにして南米旅行へ出発しました。事業が堅調な時期にロングホリデーを選ぶとは、普通の事業家とは異なり、少し変わった選択です。でも、この南米旅行が二人をより育てました。40年代の南米は軍事政権や強権政治下の経済統制がある時代。そこでリッチ・デヴォスとジェイ・ヴァンアンデルは、自由のない、統制社会では成長がないさまを、その目で見たのです。自由の大切さを肌で感じた二人だからそこ、自由を第一の経営理念とするアムウェイを作り上げる原動力になったのです。

マルチレベル・マーケティングの公平性

リッチ・デヴォスとジェイ・ヴァンアンデルの二人は南米から帰国すると、原始的な形態のマルチレベル・マーケティングを採用していたニュートリライトと出会いました。個人事業主としての独立性を大切にしているマルチレベル・マーケティングに惚れ込み、その他の事業から撤退を決めます。そしてアムウェイを1959年に設立するのです。

アムウェイビジネスオーナー(ABO)への報酬制度については、二人の経験を元に工夫を重ねました。働いた分だけ、努力した分だけ、誰もが公平に報酬を受け取る制度を開発しました。

また、取り扱う製品は誰でも毎日使うものを選びました。毎日使うものだから買いたくなるし、売るのもシンプル。また使い終わったら、リピートしやすいからです。このモデルに基づいて最初に提供されたのが、時代を先取りした環境にやさしい生分解性の高い界面活性剤を使用した濃縮洗剤、 です。それ以来アムウェイは家庭用製品からラインアップを拡大し、ヘルスケアおよびビューティ製品カテゴリーでグローバルリーダーになるまで成長しています。

今もアムウェイはリッチ・デヴォスとジェイ・ヴァンアンデルが大切にした「自由」「家族」「希望」「報われること」といった理念を成長のルーツに発展を続けています。

このほかにアムウェイについてもっと知りたい方はアムウェイ公式ホームページをご参照ください。また個別の質問がある方は、アムウェイ相談室までご連絡ください。

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